星のこだま

天体撮影を中心につぶやきます。

機材

ASIAIRのアップデート

先日、ASIAIRアプリ(バージョン1.0.9)とファームウェアのアップデートが公開されました。今回は、一眼デジカメ(DSLR)に対応するなど、大幅な改良がありました。早速、アップデートして動作を確認してみました。 メインカメラとなる冷却改造6DとASIAIRを…

広角レンズでの天体撮影

明けましておめでとうございます。年末年始は、かけあしであっという間に過ぎてしまいましたが、天体撮影をする時間も少し取れました。これまであまり行うことのなかった広角レンズでの撮影も試みてみました。冷却改造6Dにおける広角レンズでのピント位置の…

2018年、今年の天体撮影を振り返って

今年も残すところわずかとなりました。夏以降、天候に恵まれなかったため、あまり天体撮影はできませんでしたが、今年の活動をちょっと振り返ってみたいと思います。ようやく、リンクの埋め込み方も学習したので、ところどころリンクを貼らせてていただきま…

New FD 300mm F2.8LとSTC Astro Duoナローバンドフィルターでの天体撮影

昨晩は、ようやく晴れてきれいな夜空に恵まれたので、天体撮影に行きました。試してみたかったSTC Astro Duoナローバンドフィルターでの撮影です。また、このような透過光域の狭い、暗いフィルターのために調達したNew FD 300mm F2.8Lの星像も試してみました…

ASIAIRでの天体撮影

先週は、久しぶりに夜間、晴れたので天体撮影に行きました。かねてより取り寄せてあったASIAIRでの撮影に初トライしました。ASIAIRと改造AP赤道儀のRS232C-USB接続、SkySafariへのブリッジ機能、Plate Solvingによる同期、冷却CMOS+EFWでの撮影など、一通り…

シュミカセ鏡筒での初歩的なミス

先日(10月9日)は、本当に久しぶりの夜通し快晴でした。平日でしたが、貴重な晴れだったので天体撮影に行きました。 今回もC5の周辺像確認もかねての撮影でした。しかしながら、当日はものすごい夜露で、USBヒーターのパワーが少し足りなかったため途中…

セレストロンC5の周辺像改善 その2

昨晩は、わずかな晴れ間を狙って天体撮影にいきました。新月期なのに天気が思わしくないので、少し無理してでも撮影に行きたかったのです。風が強かったので、車を風よけにするようにして機材を設置しました。撮影対象は、アイリス星雲(NGC7023)です。晴れ間…

電源を考える

天体撮影・天体観測をするうえで、欠かすことのできないものが電源(DC)だと思います。使用する機材によって容量の大小や電圧、電源の形態なども変わってくると思います。私の手持ちのバッテリーなどをご紹介しながら、電源について少し考えてみたいと思い…

機材紹介 ポータブル赤道儀 K-ASTEC GF-50

ポータブル赤道儀のK-ASTEC GF-50です。タカハシのTG-SD?をベースにしたと思われ、なかなか堅牢です。極軸望遠鏡やガイドボートなども付加されています。以前、波照間島に遠征した時に持っていきました。本来は、ジンバル雲台と組み合わせての運用が想定さ…

セレストロンC5の周辺像改善の試み

先日、セレストロンC5での天体撮影を行いました。概ね良好な結果だと考えましたが、フォーサーズフォーマットでも周辺像の肥大化や放射状の伸び(コマ収差)が目立ちました。少しでも何とかならないかと、検索して先人のお知恵*1 *2を拝借させていただきまし…

セレストロンC5での天体撮影

昨晩は、久しぶりに夜間、晴れたので天体撮影に行きました。お盆休みは、新月期が重なったのに全く晴れなかったので、本当に貴重な星空です。星空も夜の気候も秋の気配でした。遠征はできなかったので地元の光害地での撮影ですが、試してみたかったC5での撮…

機材紹介 軽量自動導入 K-ASTEC AP-GOTO赤道儀

軽量小型のVIXEN AP赤道儀をベースにした、K-ASTEC製の自動導入改造赤道儀です。Bluetoothモジュール内蔵で、スマホなどと接続してコントロール可能です。また、ガイドポートもありますので、オートガイドも可能です。 このように軽量の機材から比較的重量の…

機材紹介 フラットフレーム撮影用自作ツール

私が、フラットフレーム撮影用に使用している自作ツールをご紹介いたします。 光源は、A4サイズのELシートで、これを百均で買ってきたA4クリアケースに入れたものです。工作自体は極めて簡単で、クリアケースに穴をあけて、黒いプラスチック(セルロイド?)…

機材紹介 コーワ PROMINAR 500mm F5.6 FL

私の現在の主力光学系です。 望遠鏡ではなく、フィールドスコープやカメラレンズに位置づけられるかと思いますが、ネットなどにあるように天体撮影適性も高いと感じています。 望遠鏡に比べると、接眼部やバンド固定などの自由度は限られてきますが、色々と…

波照間島にて 2014年の火星

2014年の9月末に石垣島・波照間島に行きました。この年の4月にも火星が接近、私が波照間島に訪れたころにもアンタレスと並んで、赤く明るく輝いていました。 飛行機での離島だったので、ポータブル赤道儀と一眼デジカメ、カメラレンズを持っていきました。…

初めての遠征の思い出

初めて、天体写真撮影のために遠征したのは、2012年の夏で、奥日光でした。当時は、光学系はタカハシSKY90、赤道儀はVixen SXDを使用していました。撮影カメラは、フォーサーズのKAF-8300を搭載したATIK 383L+、ガイドカメラは、Lodestarで、どちらも個人輸…

光害地での撮影

美しい星空を求めて、奥日光や南会津、しらびそ高原などへ遠征することもありますが、頻繁に行けるわけではないので、普段は地元の光害地で撮影することになります。光害地での撮影では、色々と工夫する必要があります・・・以前は、一眼デジカメと光害カッ…